0歳と絵本の世界。
生後1か月から、絵本を読んできかせております。^^
わたしが読書好きで、朗読も好きなので赤ちゃんができたらぜひやってみたいと思っていた絵本の読み聞かせ。
ありがたくも両親が惜しみなく本は買い与えてくれたおかげで今の本好きの自分がいるので、わたしも本に関してはどんどん読ませようと思っております。
0歳だとわからないかな~と思っていたのですが、意外や意外、集中して目で追ってくれるものです。
見た感じ、娘は本への集中力は高いほうだと思います。
空腹や眠気を感じていなければ、最後までみてくれてます。
今手元にあるのはこの3冊。
おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)
- 作者: 林明子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1986/06/20
- メディア: 単行本
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産まれてはじめてよませる絵本はこれだと決めておりました。^^
幻想的なお月様のお話。
ストーリーはお月さんが出て、雲が邪魔して離れて行ってあーよかった、というカンタンなもの。
大人が読むと、「はあ、こういうものか・・・」と感じるだけですが(すれているせいか?^^;)月夜という黄色と青という色のコントラストが赤ちゃんの目を引くのかもしれません。
お月様が可愛らしくてどこか神々しさも感じます。
さすが絵本の金字塔!
この本は表現者として読んでしまった自分もその出来の素晴らしさに感嘆しました。
子どもより私のほうが楽しんで読んでるかも。
赤ちゃんが好きな遊び「いないいないばあ」を、いろいろな動物たちが遊ぶ絵本。
絵が抜群に素晴らしい!
一度見ればまず忘れない絵ばかりです。本当にうまいです。
買ってよかったと心から思えた本。
いろんな動物が出てくるので、口調を変えて読んでみると楽しい絵本。
そして、松谷みよ子さんは、わたしが少女時代愛読していた日本の妖怪シリーズの作者さんです。(「松谷みよ子のむかしむかし」)
さすが松谷さん・・・!
娘は今は絵を注視するだけですが、あともう少ししたら楽しんでくれることでしょう。
生後6か月までの赤ちゃんは赤・白・黒というはっきりした色や、そのコントラストに注目する・・・という説から作られた絵本。
たしかに注目率は高いです。
娘は今まで一度も途中でみることを放棄したことはありません。^^
しましま・ぐるぐるした日常のモノがたくさんでてきます。
今後ほしいなあ、と思っている本はこれら。
どれも名作ですね!
さて余談ですが、子供の絵本探しをしているときに、私が小さいころ一番好きだった絵本をアマゾンで発見してしまいました。
なぜかこれまでずっと忘れていた絵本。
この茶色い気の抜けまくったなかにも計算されつくした絵を発見した時、頭のてっぺんに衝撃が!!
ストーリーまるっきり忘れているんですが、(ぱんが逃げた話だったような・・・)このゆるく地味で味がある絵といい、平和な雰囲気といい、すごくお気に入りだったんですよね。
^^
絵がほんとうに大好きだったんですよ!
子供ながらおだんごぱんの微妙な表情にひきつけられて、ずっと眺めていた記憶があります。
幼いころ、その子がいちばん好きな絵本は、もしかしたらその子の今後のセンスを決定づけるかもしれません。
わたし、今でも茶色が好きで安心しますし、食べることばっかり考えていますからね・・・。^^;
表現者としても、この描線は影響を受けていると思う。^^;
この物語も好きでした。
当時の絵本がアマゾンでは見つからないので、現代版を。
献身という喜びと切なさを子供ながらに感じたものです。
こちらも当時のものがなかったので現代版の絵本で。
プーシキンの「金の魚」では「因果応報」ということを学びました。
最後の結末なんとも。。。
たしかバケツしか残らなかったっていう・・・嗚呼・・・。
てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)
- 作者: エウゲーニー・M・ラチョフ,うちだりさこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1965/11/01
- メディア: 大型本
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三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
- 作者: マーシャ・ブラウン,せたていじ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1965/07/01
- メディア: 大型本
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この2冊は絵がうますぎて強烈に覚えています。
がらがらどんは、つい最近知人の子供に贈ってしまいました・・・。^^;
子どもにとって、好き嫌いがはっきりわかれるのが絵本。
わたしも幼いころ、好きで何度も読む絵本のほうがわずかで、読まない絵本のほうがはるかに多かったような気がします。^^;
そして日本より、外国の民話のほうがすきでした。
その理由は絵が外国の絵本のほうがずっとうまいからです。
日本のは、墨とか筆で描かれているのが多く、(いうなれば、「しぶい絵」)子供ながらに見るのが怖かったんですよね。^^;
けれど大人になった今、手をつけなかった絵本を再発見できる楽しみもあるし、その良さにあらためて気づく機会を得られるかも。モチモチの木とか、いいお話だもの・・・。
それはとてもありがたいことですよね!
ちなみに、ミキハウスや偕成社の宮沢賢治シリーズの絵本は絵がとっても素晴らしいものばかりなので、子供のためではなく、わたしが買い揃えると思います!