ラフマニノフ。

女子フィギュア終わりましたね!

みなさんお疲れ様です!

 

とくに浅田選手のFPは魂がむきだされた神演技・・・!

彼女はあまりむきだしの情感や心をリンク上で演じない、技術派・職人気質で男前な選手だとずっと感じていましたが、今回はそんなカテゴリーにはまらないようなスケールの大きさと深さで、最高のラフマニノフでした。

高度な技術を持つ選手でないと、ラフマニノフの重厚感は演じれないと改めて実感しました。

 

ピアノ協奏曲第二番を演じるものは、身を削られるほどのとても大きな挫折を負い、それにくじけず立ち向かったものだけが最高の演技をすると伝えられています。

 

まさにラフマニノフの生き様そのものを追体験するかのようなハプニングに見舞われるという魔法をもった曲。

浅田選手の劇的なFPに感動しながら、ラフマニノフがのりうつっているようにも感じました。

 

得点に関して言えば、FPの中では一番なんじゃないかなあ・・・

150点出てもいいくらいだがなあ・・・などとわたしも採点方法に疑問を抱いてしまうのですが、この悪夢と不条理、そして栄光が「オリンピック」という舞台だとすれば、順位やメダルは関係ない次元の素晴らしい演技だったということで腑に落ちました。

 

リンク上にあふれる情熱と気迫は、クワンの2004年全米大会の「トスカ」を彷彿させるものがありました・・・。

そのクワンも浅田選手のFPを涙で絶賛しているし、一見真反対の演技者であっても、相通じるものがあるのだなあとこっそりうれしく思いましたヨ。

 

リプニツカヤは残念だった・・・!!(涙)

でも大丈夫!未来がある!平壌だってまだ10代だ!

成長期の困難も、鉄のハートを持った賢い君ならきっとのりこえられるはず!

チェ・ゲバラも君を見守っている!!

 

また、長年オリンピックで苦渋をなめていたコストナーが3位に入って、うれしかった~!SPはコストナーにぴったりの演技でした。

 

今回のソチフィギュアは「世代交代」を象徴する試合でした。

3月の世界選手権もまた、劇的な試合になりそう。

時差がないからありがたいな・・・!

 

 

 〈今夜の献立〉

豚肉の生姜焼き+レタス

鶏つくねとスナップエンドウの煮物。

おじゃがベーコン。

昨夜のジュ・テーム・スープ。