バベットの晩餐会。

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        「雪のクリシー通り、パリ」 ポール・シニャック

 

 今日は関東地方雪であります・・・!

 

夕方までしんしんと降るそうな。

 

こんなおこもりDAYには、DVD鑑賞がぴったりv(*´ー`*人*´ー`*)

 

ということで、久しぶりに「バベットの晩餐会」を観ました。

 

バベットの晩餐会 HDニューマスター  [DVD]

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この映画、大好きな作品のひとつです。

19世紀、ユトランド州の荒涼とした海辺の村。

そこで清貧に暮らす美人な神父の娘二人。

それだけの設定でもテンションあがります!!

 

青灰色の画面トーンも素敵ですし、気丈で賢い使用人、バベットが作る晩餐メニューがとってもおいしそうで!♡(´ェ`●)

 

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文献を調べてみると、映画に出てきたうずらのパイやウミガメのスープは貴族階級の人でしか食べれなかったのですね。

 

昔のヨーロッパの「ご馳走」の図版をみてみると・・・

 

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 ・・・・・・・・・。(゚A゚;)

 

ヨーロッパ人は、なんでもかんでもぶっ刺すのがお好きなんでしょうか。

 

この感覚は、日本人にはみられません。

 

 

なんといい言いますか・・・・

丸焼きか!と突っ込みたくなるようなお料理は、日本人感覚からすれば、ちょっと引いてしまうんですが、

なぜか不思議なことに、映画では非常においしそうなんですよね~。・:*:・(*´∀`*)・:*:・

 

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まるで上等な絵画作品のよう・・・・。

 

 

いや、グロテスクと感じるのは日本人だからかな。

西洋では魚や獣肉といった料理の食材をまんま描く絵画方式があるものね。

日本は仏教思想が根強いせいか、そういう殺生に関しては敏感なのかな。

 

料理の文化史は面白い。

以前漫画で描いていたからよけいにそう感じます。

 

 

あ、プロット通りました!

よかったです。ほっこり。(*´˘`*)♡

ありがとう、担当さん!!