プロフェッショナル。

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「プロフェッショナル 仕事の流儀」

とても好きな番組です。

 

とくに先月特集されていた同時通訳者の長井鞠子さんの仕事ぶりがすごかったです!

 

 

よくテレビの国際会議をみていると、流暢に同時通訳をされている方がいらっしゃるのは知っていたのですが、まさかこの方だったとは・・・!

 

御年70歳。

年齢を重ねた方がもつ柔軟性と、長年培われてきた努力と実績。

人間のもつ最高の集中力は20分と言われているなかで、言葉を巧みにわかりやすく伝えてゆく頭の回転の速さとエネルギー。

仕事の準備はけして怠らず、手書きの単語帳を作って専門用語をもっともしっくりゆく言葉選びにはとても慎重に考えるそうです。

本当に尊敬します。

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こちらはパリで一流のテーラーとして活躍している鈴木健次郎さん37歳。

その技術と情熱は多くの顧客を唸らせ、老舗最高テーラーのカッターを任されるほど・・・!

 

 

 

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 デザイナーの佐藤ナオキさん。まだ35歳!

 

昨今、自分たちと同じ世代の方たちがたくさん努力して研鑽を積んで、一つの形を成し得ていってゆく様子を、とっても刺激を受けながらみています。

 

 

 

 

 

番組のBGMのフレーズで「ぼくらは位置について横一列でスタートをきった」

という言葉があるのですが、ここ、とても胸にしみるのです。

学生時代や子供のころは、大人が囲ってくれた世界の中で、平等というカテゴリーの中で日常生活が送れ、そこで優劣が決まったりするのですが、やがて大人として社会へ出てゆくとき、そこから自力で旅立って行ける人と、そうではなく、いつまでも前へ進めない人との差は、いったいどこからくるのだろうと。

 

プロフェッショナルをみて、少しだけその原因がわかりました。

今の私には足りないもの。それは反骨精神。負けん気。プロとしての自覚。

 

プロフェッショナルはいつも私に喝をいれてくれます。

 

 

〈今夜の献立〉

豚肉と大葉のハンバーグ。

鱈の湯豆腐。

キャベツの和風サラダ。

じゃがいもと菜の花のお味噌汁。

 

うちはほぼ毎日自炊ですが、正直夕ご飯を毎日作るのはしんどいです。

特に、自分の作業がうまく進まなかった日は。

買い出しにも時間がかかるし、最後の食器洗いまで換算するとトータルで4~5時間はかかってしまいます。

たいてい鬱々とした義務感で作り始めるのですが、いざ食材を扱い始めると、その鬱々がいつの間にか霧消しているのです。

有機物を扱うことが脳内の活性化につながっているのかも。

あまりよくない一日でも、ごはんをちゃんと作れた日は、なんとかかんとか1日過ごせたなあというささやかな充実感を得ます。