妊娠後期の痔。
ずっと書きたかったネタの一つに、「痔」があります。
痔・・・。
以前から結構な痔主だったわたくし。
妊娠後期、その痔が悪化し日常生活も送りづらい日々が続きました。
イボ痔が細胞分裂のように3.4個ボコボコとできたのです。(涙
激痛で歩くのも眠るのもトイレをするのもおっくう。
座業だったので、椅子に出てきた痔があたり、四六時中その痛みで頭が朦朧としてくるし。
妊娠中もっともしんどかった症状のトップでした。(涙
出産で肛門を力みすぎたのか、産後は会陰の縫合以上に痔の痛みがひどかったです。
調べてみると、けっこうみなさま妊娠中は痔でお悩みになっている方が多いのですね。
わたしも出産直前まで肛門のケアは熱心にやっていました。
(出産で瓦解しましたが!)
もっと早くから対策をこうじていれば、悪化せずにすんだと今では悔やんでおります。
以下、「これをやって症状が和らいだ・・・!」と思ったものを列挙しますね。
参考になれば幸いです。
①円座座布団を用意する。
円座座布団を使用すると、断然尻がラクです!
少々お高いですが、わたくしはこのエンゼルさんの座布団を使いました。
日本製。
とてもしっかり作られていて、今なお使用中ですがへこたれません!
お仕事中は本当にこれがないとやってゆけない状況でした。
②病院から薬を出してもらう。
産科の受診のときに先生に言うと処方してくれます。^^
わたくしは痛みどめの効果もある「ネリプロクト軟膏」(ステロイド剤)を使用しました。
市販のお薬より効果は高く、これを塗ると、痛みは和らぎました。
1日2回使用。
また、同時にうんちを柔らかくするマグネシウム剤「マグラックス」も処方されました。(痔の原因は便秘でもありますからね・・・)
便秘体質の方は、妊娠後期になるともっともっとひどくなるので、早いうちからお薬を飲んで対策を講じることをおすすめします。
わたくしも、「こんなにうんちが出ないものか!」と、妊娠中びっくりしました。
後期になるとほんとうに出ません。(涙
痔を防ぐには便秘にならないようにするのが大事でございます。
③湯船につかる。
湯船につかると、患部があたたまり痛みが目に見えるように和らぎます。
妊娠経過もよく、時間があるのなら、温泉気分で朝夕入っても。
産後は1か月湯船につかれない&1か月を過ぎても育児に追われ、湯船にゆっくりつかれないので、今のうちにバスタイムを満喫されることをおすすめします。^^;
④お尻の裂け目のいちばん上の部分をカイロであたためる。
「仙骨」と呼ばれる部分を衣服の上からカイロを貼って、四六時中あたためておりました。
とにかく尻の血行をよくするためです。冷やさないことが重要だそうです。
たしかに、カイロをはるととても楽でした。
⑤ハトムギ茶を飲む。
はとむぎはイボやニキビ、吹き出物、口内炎に効果的といわれております。
あったかいハト麦のほかに、アマゾンではとむぎ入りの十六茶を購入して飲んでおりました。
十六茶はノンカフェインで妊娠中でも安心していただけます。
ここのお茶がおいしかったです。^^
⑥アロマの力を借りる。
↑「生活の木」さんのサイトで、痔にはヘリクリサムとサイプレスのオイル湿布がよいとのことなので、わたくしもさっそく試しました。
大きめの痔には アーモンドオイル50ml+ヘリクリサム8滴+サイプレス6滴
これを何枚かのコットンにひたし、瓶で保存。
お風呂にあがって、夜寝る前に幹部に貼ります。
効果のほどは、お薬ほど即効性はないですが、徐々に和らいでるかなあ・・・という感じ。ただ、尻にあたるコットンの違和感があり、慣れないところも。
薬が怖い方はアロマがいいかも。
ただ、妊娠初期は避けたほうがいいオイルが多いので、使用は後期から。
⑦トイレットペーパーのかわりにおしりふきを使う。
トイレットペーパーは痔にあたると刺激でよけい痛みが増!
なのでトイレの時は、ソフトな赤ちゃんのおしりふきを使用していました。
さすが赤ちゃん用。痛みもなく、すこぶる使用はよかったです。^^
ムー二ーは優秀でした。トイレに流せるタイプもあります。
⑧ひたすら眠る。休養する。
これがいちばん効きました!(笑
妊娠中のみなさん、今はさぼれるときは思いっきりさぼって、ひたすら休んでください!
赤さんを育てることに身体のすべての養分が吸い取られている状態なので、絶対休んだほうがよいです!むしろ休むことが仕事ですから!
わたしも後期は1日10~14時間ぐらい眠っていました!
産前に仕事以外はひたすら眠っていたせいか、産後の回復はよく、ひどかった痔も2~3週間で治りました!
今では当時の苦痛がうそのように動けております。^^
ほんとうに、妊娠中は身体がすさまじく変調するのだなあ・・・と身を以て実感しました。
長文失礼しました。
痔にお悩みの方がいましたら、ご参考までに!!