貯蓄と生活費。
我が家では半年に1度、貯蓄と住宅ローン返済のシュミレーションをして、今後のお金をどのように扱ってゆくか話し合いがもたれる。
けれど、そのようなお金を回してゆく(けちってゆく)のは家人の得意中の得意分野で、私はといえば、いただいた生活費は毎月すべて使い切り、ストレスがたまるとどうでもいいようなものを買ってしまい、家人に怒られる・・・というパターンが定着化していた。
人にはお金に関して2種類のパターンがあって、コツコツと貯めてゆくタイプの人間と、一瞬の人生楽しむべき!という楽観主義の元、ある種刹那的な浪費家に陥るタイプがいて、この2つにぱっきり分かれているかと思う。
主人は前者で、わたしは後者であった。
しかし30中盤。
たとえ専業主婦であっても、数百万は自分の通帳に貯めてきている人も多い中で、さすがにわが身の貯金通帳の切なさに泣けてきてた・・・。
これでは森の中にアトリエを建てて、動物とともに暮らすという自分のささやかな夢でさえも白昼の幻となって消え入るであろう・・・。
(いや、すでにもう無理な予感)
そこで、妊娠を機に心を一喝し、子供の養育費や、自分の老後費用のため金を貯めよう!と試みることにした。
お金の話をするのは忌み嫌われるが、ぶっちゃけ、それは金持ちの自慢であることが多く一般庶民の財布具合をいっても、別に何の実害も及ぼさないと思うので、家計簿的なものを綴れるところまで綴ってゆこうと思う。
2014年 9月 家計簿
支出合計 103294円
内訳
食費・・・34434円
水道・光熱費・・・13612円
生活用品・・・12301円
ファッション・・・6485円
美容・・・1987円
医療費・・・6506円
交通費・・・170円
通信費・・・26196円(そのうちNHK年間受信料一括払い24770円含む)
趣味・娯楽費・・・1403円
そのほか支出・・・200円
普段、主人からいただく生活費は12万円。
しかし、話し合いで今後は8万円に値下げし、残りの足が出た分は、わたしの収入で賄うことに決めた。
また、自分たちのお小遣い・携帯代は、生活費とは別にして自分たちの各収入でまかなうことにしている。
主人は大体月に3~4万円。(お昼ご飯代や飲み代も含む)
わたしは今まであればあるほど使っていたけれど、これからは1か月の自分のお小遣いと仕事の経費は月に1万5千円以内で納めることにきめた。
(資料は図書館・取材旅費と人件費はカットすれば、画材代だけですむのでこれでも十分まかなえる)
食事代は私が外食ができない状態なので自炊である。
惣菜の場合は、たいてい閉店間際の値引きセールを狙い、定価の30パーセント~70%価格落ちのものを購入。
よく見切り品コーナーも物色している。
ただ、ささやかなぜいたくとして、毎週休日にはデパートで旬の果物や素材をあしらったカットケーキを買ってきてお茶をしたり、主人の趣味が東京のパン屋さんの発掘であるので、ランチはパンを食べたりする習慣がある。
また、わたしの実家が農家なので、お米代はゼロ。有り難い。
また、夫婦ともに酒とたばこもやらないのでそのあたりの出費はゼロ。
(主人がたまに家で飲みたいときは、彼のお小遣いで買ってもらっている)
娯楽費の中にはNHKオンデマ料金も含まれている。
車は持っておらず、会社で支給されたもので通勤している。
ここには示されていない住居費のこと。
住宅ローンの費用は、管理費(この中にネットの光ケーブル代が含まれる)含めてたしか毎月12万8千円だったと思う。
(この引き落としは主人の通帳から引き落とされるので、わたしは実はよくわかっていない)
わたしたちの身からすれば、高すぎる返済費用だが、夫婦とも引きこもり体質なのでもっとも生活時間の多い「家」にはこだわって購入した。
住宅ローン減税を利用しつつ、購入時から別にローン返済用の貯蓄をずっと続けているので、それが満額に近づいたら一気に繰り上げ返済してゆく魂胆である。
ボーナスはほぼすべて貯蓄に回している。
長期ローンで発生する利子はできるだけ払いたくないので、住宅ローン減税で得した分をそちらに回すよう検討している。
また、これとは別に子供の養育費の貯蓄、彼自身のへそくり、子供の将来自立のためのささやかな費用・私のへそくり、加えて生活費の浮いた4万円分は家族の娯楽費用(旅行とか家具・家電購入など)に貯めることにした。
問題の保険に関しては、義弟が保険屋なので相談しつつ今後検討する予定。
結局、都会で住もうと思えばローン地獄でカツカツなのである。
生きてはいけるが、優雅な生活に使えるお金は一切ない。
あと、夫婦共働きといえども、わたしの収入が情けないくらい低いので、もう少しあげるよう努力しなければなあ・・・とも思う。
今までは主人にだっこにおんぶだったのだが、いつもぼろぼろになって仕事から帰宅しているさまがかわいそうになってくるからだ。
世の父(またはワーキングマザー)は忙しい・・・。涙ぐましい・・・。